こんにちは、皆さん。今回は最近ニュースで話題になっている電力カルテル問題についてお話しします。公正取引委員会は中部、関西、中国、九州電力の大手グループ4社に独禁法違反を指摘し、経済産業省が業務改善命令などの処分を検討しています(共同通信より)。
これは電力小売り自由化に背く悪質な行為として、経産省が事態を重く見ています。経産省の電力・ガス取引監視等委員会は12日までに各社から事実関係の報告を受け、調査を進める予定です(共同通信より)。
一方、公取委は3月30日、違反を自主的に申告した関電を除く3社に、計1千億円超の課徴金納付を命じました。これを受け、監視委は電気事業法に基づき各社に報告を求めたことを明らかにしています(共同通信より)。
私の意見としては、これらの企業が電力カルテルを結んで市場競争を妨げることは、消費者にとって悪影響を及ぼす行為であると感じます。電力小売り自由化は、より良いサービスと価格競争を促すことを目的としていますが、カルテル行為によってその目的が損なわれることは避けられないと思います。
今後、経産省がどのような処分を検討し、それが電力業界にどのような影響を及ぼすのか、引き続き注目していきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。また次回のブログでお会いしましょう!