【速報】大成建設、通期利益49%上方修正&年210円配に増額 株価は急反発

建設大手の大成建設(1801)は4月23日、2025年3月期通期の業績見通しを大幅に上方修正し、期末配当金の増額も発表しました。これを受けて株価は急反発し、投資家の注目が集まっています。


📊 株価チャート|決算発表直後の反応

大成建設 株価チャート(2025年4月23日時点)

本日、大成建設の株価は一時7,127円まで上昇。終値は7,068円(前日比+70円、+1.00%)となり、増益・増配発表を受けて買いが集まりました。


💼 業績サマリー

通期業績(2025年3月期・連結)

項目 修正後 前回予想
売上高 2兆1,540億円 1兆9,900億円
経常利益 1,345億円 970億円
最終利益 1,238億円 830億円

前年比や過去との比較データは次回発表資料での更新を待つ必要がありますが、利益面の伸びは特に顕著です。


💰 株主還元強化|配当金の大幅増額

配当区分金額前回予想比
期末配当145円+80円
年間配当210円+80円(従来130円)

年間210円配は、同社の過去最高水準。建設需要の回復や、資材コストの安定化が背景とみられます。


🗣️ 市場の見方と今後の焦点

今回の決算修正と増配は、業績の安定感と株主還元姿勢の強さを印象付ける内容です。市場では、次期業績(2026年3月期)の見通しや、大型インフラ案件の受注動向にも注目が集まりそうです。


🔎 編集部コメント

建設セクターは長らく資材高や人手不足の影響で苦戦が続きましたが、ここにきて一部企業の巻き返しが見られます。大成建設の決算はその象徴的な例となりました。

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この記事を書いた人

CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー

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