トヨタ自動車が「シエンタ」など5車種でエンジンの始動装置に不具合があるとして、23万台余りのリコールを国土交通省に届け出したそうです。この不具合があると、最悪の場合、火災が発生するおそれがあるとのことです。これは大変危険な状況ですね。
A:「シエンタ」など5車種でエンジンの始動装置に不具合があるというニュースを聞きましたか?
B:ええ、トヨタからリコールの届け出があったんでしょ?火災が起きるかもしれないっていうことだったよね。
A:そうです。対象車種は「シエンタ」「ポルテ」「スペイド」「カローラ アクシオ」「カローラ フィールダー」の5車種で、2015年2月から2017年8月までに製造された23万5000台だそうです。
B:火災が起きるって、とんでもないリコールだね。これまでに不具合が報告されたのは13件で、そのうち2件で火災が確認されているってことだったよね。
A:そうです。トヨタは7日から販売店で無償で点検を行い、必要に応じて部品の交換をすることにしているそうです。
B:早く点検してもらって、対応してもらわないと怖いよね。
このリコールは、トヨタ自動車にとっても、車を運転する人にとっても大変な問題です。エンジンの始動装置に不具合があるということは、車が動かなくなる可能性があるということです。その上、過熱して火災が発生するおそれもあるということは、非常に危険です。今回のリコールでトヨタ自動車は、車の安全性に対する取り組みを改めて訴求することができるチャンスでもあります。車を運転する人は、早急に販売店で点検を受けるようにしましょう。
NHK