こんにちは、FPトレンディ谷岡です。今回は、ローソンが地域限定で始めたコーヒーサブスク「マチカフェプライム」について、独自の視点から考えていきたいと思います。
まず、この話題について知った友人との会話がありました。
友人A「ローソンがコーヒーサブスクを始めたって聞いたけど、これってどうなの?」
私「フードサブスクは、原価率が高いことから、食べ飲み放題というわけにはいかず『1日1回』といった利用制限が設けられているのが一般的なんだよね。」
友人B「でも、ローソンのコーヒーサブスクは月1500円で1日1杯、通常価格110円のコーヒーが飲めるって聞いたけど、それってお得じゃない?」
私「確かに、毎日利用すればコーヒー代が『実質半額』となることから、全国展開を期待する声も上がっているんだよ。」
友人A「でも、フードサブスクは失敗例も多いみたいだし、ローソンがどうやって勝算を見いだしたのか気になるな。」
この友人たちと話していて、私が思ったことは、ローソンの「マチカフェプライム」が成功するためには、原価率や利用頻度を抑えることが重要だということです。
フードサブスクは失敗続きであることが指摘されています。その理由としては、原価率が高いことや利用者がヘビーユーザーに偏る問題などが挙げられます。それに対して、コーヒーは原材料費が比較的安価であるため、原価率を抑えることができます。また、1日1回の利用制限を設けることで、利用者がヘビーユーザーに偏ることを防ぐことができます。この点は、ローソンが勝算を見いだしたポイントであると考えられます。
さらに、コンビニという業態を踏まえると、コーヒーサブスクにはもう一つ勝算があると思います。
それは、コンビニは一般的に交通の便が良く、多くの人々が利用する場所に立地していることです。つまり、コンビニに来店する人々が、サブスクを利用することで、通常よりもお得にコーヒーを購入できるということです。また、コーヒーサブスクは定期的な利用が前提となるため、コンビニへの来店頻度も高まると考えられます。
ただし、コーヒーサブスクにおいても、フードサブスクと同様にいくつかの課題があります。例えば、利用者が限定されることで、サブスク収益が上がりにくいという問題があります。また、コーヒーは競合が多く、価格競争が激しいことも事実です。そのため、ローソンが今後どのようにサブスクサービスを拡大していくのか、注目が集まります。
まとめると、ローソンが愛知県限定で始めた「マチカフェプライム」は、原価率を抑えることで、コーヒーサブスクが成立するポイントを押さえています。また、コンビニという業態を活かして、多くの人々が利用する場所にサブスクを設置することで、サブスク利用者が増加し、来店頻度も高まると考えられます。しかし、競合が多いコーヒー市場において、ローソンがどのようにサブスクを拡大していくのか、今後の動向に注目が集まります。