2025年4月7日(月)からの1週間
4月2日に発表されたトランプ前大統領の関税政策を受け、株式・為替市場は大きく動揺しました。
ダウ平均は1,679ポイント(-3.98%)の下落、日経平均も2.75%下落。為替市場では円買いが進み、ドル円は一時144.552円まで急落しました。
今週(4月7日〜)は、この「関税ショック」から相場が回復するか、さらに深まるかが焦点です。
💱【ドル円急落の背景と現在地】

ドル円(1時間足、2025年4月6日07:43時点)。一時144.552円まで下落し、関税ショックによる急激な円高を示した。その後、EMA(50)を上抜け、短期的な反発を示唆しているが、EMA(200)の148.499付近が上値抵抗となる可能性も。出典:FPTRENDY.com(TradingView)
その後、米金利の下げ止まりや口先介入への警戒感もあり、ドル円は一時147円台まで反発。
現在は、144円前半が下値支持、148円台が上値抵抗として意識されている局面です。
📅【4月7日(月)からの1週間】注目スケジュール
日付 | 国 | 内容 | 注目ポイント |
---|---|---|---|
4/7(月) | 🇯🇵 | 2月 景気動向指数 | 先行・一致指数の動き。輸出関連の悪化に注意 |
4/9(水) | 🇺🇸 | 関税関連の動向 | 「相互関税」関連の追加発表や詳細に注目(発動未確認) |
4/9(水) | 🇯🇵 | 3月 消費動向調査 / セブン&アイHD決算 | 関税の影響が消費マインドに現れるか |
4/10(木) | 🇺🇸 | 米3月CPI | ドル・金利・株価のトリプルインパクト要因 |
4/10(木) | 🇨🇳 | 中国の報復関税報道 | 実施未確認。米中摩擦の再燃リスクに注意 |
4/13(日) | 🇯🇵 | 大阪・関西万博 開幕 | 開会式は前日の可能性。経済効果への注目も |
🔍【今週のキーワード①】CPIが利下げ観測を左右
今週最大のイベントは**4月10日の米CPI(消費者物価指数)です。
特にコアCPI(食品・エネルギー除く)**の動きは、FRBの金融政策に直結します。
- 📉 インフレ鈍化 → 利下げ観測再燃 → ドル安・円高
- 📈 インフレ粘着 → 利下げ後退 → ドル高・円安
ドル円は145円割れか、あるいは148円台へ反発するか、CPIの結果が重要な分岐点になります。
💼【今週のキーワード②】米銀決算で“市場の体温”を測る
JPMorganやCitigroupなど、米大手銀行の決算が4月11日(金)以降に発表されます。
金融セクターは米経済の健全性を測るバロメーターでもあり、以下のような市場反応が予想されます。
- ⚠️ 貸倒引当金の増加 → 信用不安 → 株安・円高
- ✅ 利ざや収益が安定 → 業績安心感 → 株高・ドル高
特に貿易関連融資のリスク評価が注目されます。
📉【株式市場にも関税ショックの影】
為替だけでなく、株式市場も関税の影響を強く受けています。
- 📉 ダウ平均:4月2日に**1,679ドル(-3.98%)**の急落
- 📉 日経平均:同日2.75%下落、週間で約9%の下落に
今週は一時的なリバウンドの可能性もありますが、関税やCPIの結果次第で再び波乱となるリスクにも注意が必要です。
🎯【投資家のヒント】今週は“静観と観察”の週
今週の相場では、「追いかけるよりも待つ」姿勢が有効です。
- 💡 為替では144円前半がサポート、148.5円付近がレジスタンス
- 💡 CPIや決算といった重要イベント後の反応を見てから動くのが安全
📌 ボラティリティが高まる週だからこそ、材料とテクニカルの両面から冷静に判断しましょう。
📝まとめ
関税ショックの波が残る中、インフレと金融機関の決算が市場を左右する1週間が始まります。
ドル円の動き、株価の回復、そして米中対立の行方。
多くの材料が交錯する今週は、転換点となる可能性もあります。
情報を丁寧に整理し、落ち着いて相場と向き合っていきましょう。