【速報】S&P500が-5.97%の急落、テック・金融主導で全面安(2025年4月4日)

🟠 はじめに(導入)

4月4日の米国市場は、S&P500指数が一日で**-5.97%という急落となりました。
特定のセクターに限らず
全面安**の様相を呈し、市場全体がリスク回避の動きに包まれました。
本記事では、セクター別パフォーマンスや個別銘柄の下落状況、チャートから見たテクニカル分析を整理し、現在の市場動向をわかりやすく伝えます。


🔻 市場全体の動き

  • S&P500 終値:5,074.09(-322.42 / -5.97%)
  • セクターを問わず幅広い銘柄に売りが集中

セクター別下落率(上位)

セクター名下落率
情報技術(IT)-12.26%
エネルギー-8.70%
金融-7.99%
資本財-6.29%
ヘルスケア-5.82%

📉 個別銘柄の下落

ヒートマップからは、特に大型株・半導体・銀行株に強い売りが入ったことが分かります。

銘柄名下落率
Tesla(TSLA)-10.42%
Nvidia(NVDA)-7.36%
Apple(AAPL)-7.29%
JPMorgan(JPM)-8.05%
ExxonMobil(XOM)-7.20%

GAFAMといったテック大手も軒並み下落しており、Meta(-5.06%)、Google(-3.40%)、Microsoft(-3.56%)なども例外ではありませんでした。


📊 テクニカル分析

TradingViewの15分足チャートを用いて、短期的な値動きを確認します。

✅ ボリンジャーバンド

  • ローソク足はバンドの下限に張り付き、売り圧力の強さを示唆
  • ボラティリティは拡大傾向

✅ MACD

  • マイナス圏で推移中
  • 直近ではMACD線がシグナル線を上回り、わずかな反発の兆し

✅ RSI(相対力指数)

  • 現在値:32.81
  • 売られすぎの水準に接近しており、短期的な反発の可能性も

✅ テクニカル評価

  • 「強い売り」シグナル(インジケーター総合評価)

📝 まとめ

  • S&P500は大幅下落(-5.97%)、テクノロジー・金融・エネルギー中心に売り
  • 多くの大型株が軒並み下落し、全面的なリスクオフ局面
  • テクニカル指標からは、短期反発の余地はあるが、トレンドは依然として弱い

🔚 おわりに

今回の急落は単発的な調整か、あるいは中期トレンドの転換点か。
今後の経済指標やFRBの動きにも注意が必要です。引き続き冷静な分析をもとに、相場を見ていきましょう。

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この記事を書いた人

CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー

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