友達A: 「ねぇ、立憲民主党と社民党の3議員が政府案に誤って賛成しちゃったって聞いた?」
友達B: 「えっ、本当に?どういうこと?」
実は、先日の参院法務委員会で、立憲民主党と社民党の3人の議員が会派の方針に反して、政府提出の裁判所職員定員法改正案に賛成してしまう一幕がありました。この出来事について、一人の議員は反射的に手を挙げてしまったと述べ、意図的ではなかったことを強調しました。
この法案の目的は、判事補や裁判所職員の定数を削減することですが、立憲民主党はその現実性に疑問を呈していました。ところが、参院法務委員会の採決では、3人の議員が与党議員と共に賛成に手を挙げてしまい、法案は賛成多数で可決されました。
翌日の議院運営委員会では、立憲民主党側は誤って賛成してしまったことを認め、理解を求めました。議運委員長は、国民の代表としての表決権の重さを認識してほしいと注意を促しました。立憲民主党はその後の本会議で法案に反対し、3人の議員は採決から退席しました。
過去にも、予算案に反対討論をしながら賛成票を投じた議員が除名処分を受けたり、代理投票を行った議員が辞職する事例があります。今回の件も、議員たちにとって大きな教訓となるでしょう。